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日別アーカイブ: 2024年5月23日

最近学んだ事

朝、晩は肌寒いのに、昼間は暑い!そして雨が多い!!
5月らしくない天気が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

天気のせいか 気候のせいか、私の周りでは、長引く風邪をひいておられる方が多くおられます。
こんな時だからこそ、実感する ふぁみりあスタッフの温かさ。協力体制の心強さ。
本当に有り難い。こんな人達と働けて、私は幸せです!

さて、話は変わりますが、皆さんは、褥瘡が出来やすいのは、ベッドに長時間寝ている時か、車椅子に長時間座っている時か、どちらだと思いますか?

どちらも、長時間の寝っぱなし、座りっぱなしだと良くない。(私が以前習ったのは、2時間、同じ体制でいると体の同じ部分に圧がかかり、褥瘡が出来る。だから、2時間毎に体位交換をしなければならない!!)その考えは、今も昔も変わっていないのですが・・・
新常識は、寝てる時の方がリスクが高いらしいです。
しっかりシーティングさえしていれば、車椅子でも、快適に、長時間座っていられるんだそう!

興味が沸きますよね!勉強したくなりますよね!!
分かります!その気持ち!!!

次回は、もう少し深く勉強した事をお話しますね。

シーティング

こんにちは。

前回、少し話しました、シーティング。

そもそも シーティング って何?!ですよね。
シーティングとは→椅子、車椅子を利用して生活をしている人を対象に、座位に関する評価と対応をする事。なんですって。
例)・単なる離床目的で椅子や車椅子に座ってもらう事
・単に椅子や車椅子上で、良い姿勢 と、されている座位姿勢を強制的に作る事
・単に椅子や車椅子上にクッション等を詰めて、過剰な安定姿勢を作り上げる事
・むやみに長時間、椅子や車椅子に座る事。
上の4つの例は、シーティングではありません。

では、座り方が悪いとどうなってしまうのでしょう。
・固定化された姿勢の崩れ
・身体各部の関節可動性の低下
・呼吸機能低下
・摂食・嚥下機能の低下
・褥瘡(仙骨・坐骨・踵部・陰嚢・背部)
・心理面低下
・介助量の増加
・転落リスク
・浮腫
・活動的な姿勢が取りにくい
・内臓への悪影響
・立ち上がりや、移乗への影響
等が、上げられます。良い事がないですよね。

座位姿勢には、大きく分けて「活動的な座位姿勢」と「安楽な(休息)座位姿勢」があるそうです。なので、活動と休息。それぞれの座位姿勢に対して別々に対応する必要があると考えなければならない。知れば知るほど奥深いです。

では、今回は、長々と難しい学んだ事を書いてみました。

もう直ぐ6月。梅雨に突入しますが、体調に気を付けて過ごして行きましょう。